おはようございます。
今までは、投資をするまでの経緯などを紹介しておりましたが
今回からは具体的な紹介をできていければと思っております。
まずは、大前提として、我々開業医、医師は医業が
本業な訳です。その本業が疎かになるような、資産形成は
絶対に間違いです。そういたものはおすすめしません。
まず、個別株です。テンバガー、ストップ高など魅力的な
言葉はよく耳にしますが、我々医師の世界は病院内でほぼ
1日を過ごすような生活をしています。また、いい意味でも、悪い意味でも
景気不景気に左右されない職種でもあり、経済状況などの実態も意識しなければ
情報を得ることはできません。
ましてや、会社の仕組みなども知らないわけです。
そんな人が個別株を購入して、この会社の株はあがるだろうなんてことを
予測するなどはまず不可能ですね。
そんな人の予測というのは結局は、上がるか下がるかを予想するバカラ的な
ギャンブルと変わりはないと思います。乏しい知識であがるだろうと予測して
少し上がったからすごいと喜ぶような株式投資は、投機であり資産形成の投資ではないです。
本業をメイン収入として考えている人は、個別株投資はやらないでください。
個別株で月何万円も儲けようと思っているなら、副業で毎月の副収入を増やして
これから紹介する投資に費やしてもらった方がよいでしょう。
紹介しているものは基本的には僕が大雑把に理解しているものになります。
それくらいの理解で良いのです。
あとはいつ始めるかだけです。
投資信託をはじめよう
個別株と投資信託の違い
個別株というのはいわゆる、皆さんが一般的に株というものに対して抱いているイメージそのものです。
会社が発行した株を証券会社から購入し、株主となりその会社を
応援していく、この会社が発展していくだろという資金援助をして
その会社の価値が上昇した場合、分配金や会社の株の差額から利益を得たりする
ものです。
それでは、投資信託というものはなんでしょうか。
「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。
引用元:投資信託協会HP:https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/about/what/
投資家というのが我々ということになり、我々から集めた資金でプロの専門家が
運用していくものです。その投資信託の中で、おすすめするのがインデックス投資です。
他は知らなくて良いです。ETFというものもありますが、それも含めてインデックス投資ですので、
同じ意味合いで捉えておいてください。
では、インデックス投資とはなにかといいますと、
日経平均やTOPIX、S&P500、ダウ平均のような株価指数つまりインデックスと同じ値動きを目指す投資方法のことです。
インデックス投資自体は世界に1万種類あると言われていますが、本当に良いものはごくわずかです。
それではどのインデックス投資が良いかといいますと
-
経済成長の見込める国だ
-
再投資型だ
-
手数料が安い
この3点で選んで良いです。ただ、どれも当てはまるのはすごく少ないと思われます。
1
現在の世界で経済を牽引している国はどこでしょうか。異論もあるかもしれませんが
大多数がアメリカと答えるでしょう。そうです、アメリカの経済に投資していくのが一番良い
選択肢なのです。今はTV番組などでは日本礼讃の番組が多いですが、今や日本の経済力は
30年前の遺産で食いつないでいるだけ、むしろ経済斜陽国なのです。島国の我々は気付きませんが、世界の
経済はどんどん成長、拡大しているのです。日本に期待するのは良いことですが
自分のお金を預けるのならば、世界一の経済大国の経済に投資しておいた方が安全でしょう。
2
再投資型になりますが、投資信託で利益を出した際に問われるのが、毎月分配型と再投資型です。
これも覚えておくべきは再投資型のみで良いです。要は、投資信託で得た利益をまず我々に分配するか
その利益を返却せずにそのまま、運営元が投資信託を継続していくかの違いです。
再投資型は複利というシステムによって、利益を再投資することで、複利によるさらなる利益増幅効果
を期待するものです。とにかく、再投資してください。
3
手数料ですが、投資信託もプロがインデックスに合わせて、運営していくわけですから
手数料が必要となります。その手数料が安ければ安いほど、我々が損する額が減るのです。
手数料が少なくとも1%以下のものにしてください。
投資信託をおすすめしていますが、継続しても利益率に関しては、平均すると5%程度でしょう。
ただ、それでも複利で金額が大きくなってくると5%でも十分な金額、利益になります。
手数料がそもそも7−8%かかるような投資信託はその時点でこれは詐欺だと思い込んでしまっても良いかもしれません。
手数料に投資額の8%を取られていて、利益率5%しか出ない場合は、どんなに好景気だとしても
年間−3%の赤字を毎年計上していくことになるのです。
自分が気になる投資信託、インデックス投資を開始するにあたっては、確認するべきは手数料を見てください。
その手数料が大きいほど、その会社が自分の利益を得ようとしているのだなと思ってもらって構いません。
以上、この3点が投資する上で非常に大事な点です。
最後に今後、インデックス投資をする上での大事な点をまとめておきます。
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・経済成長の期待できる国のインデックスに対しての投資信託
・再投資型の投資信託
・手数料は安ければ安いほどよい(少なくとも0.1%以下)
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以上3点が投資信託にとっては絶対必須だと思われます。
今後、具体的にどの投資信託がおすすめかはあらためて紹介していきたいと思います。
それでは良い1日を
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