医師が5歳に読む絵本 -おすすめ5選

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もくじ

  •   11ぴきのねこシリーズ 【 評価:[star5] 】
  •   ジャックと豆の木 【 評価: [star45] 】
  •   おおかみと七ひきのこやぎ 【 評価: [star45] 】
  •   おしいれのぼうけん 【 評価: [star4] 】
  •   くじらさんのーたーめなら えんやこーら 【 評価:[star4] 】

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みなさん、子供に絵本を読んでいますか。

 日本の大学の報告では「文字の読み書き」については、親の学歴や教育投資、子どもへの「しつけ」等に連動して3~4歳までは差が出ますが、5歳になるとほとんど差がなくなるそうです。しかし一方で「語彙力」については、違いが3~4歳はもちろん、5歳になっても差となって現れます。つまり、文字の読み書きはある年齢に達すると自然とそのレベルに到達して変わらないですが、語彙力は年齢と比例して、その働きかけによって差が開いていくわけです。

 こんな研究報告もあります。小学生を対象に、知っている言葉の数(=語彙)と成績の関係を調べたところ、一年生の段階で、成績上位の子どもの語彙が約 7000 語 だったのに対し、成績下位の子どもは約 2000 語と、何と3倍以上もの差があることがわかったのです。そして、六年生でも、全体に語彙は 増えているものの、成績上位者と下位者とでは、やはり語彙に3倍以上の格差があったといいます。

「知能は幼児期に言葉によってつくられる」- フランスの言語・心理学者ポール・ショシャールの言葉です。

言葉の豊かさ、語彙というものが子ども、特に脳の発達期である幼児の知的発育に大変大きな意味を持っているのです。それをできるのが幼児期の絵本になります。ただ、漠然と読んでいても、それが面白いのか、子供に向いているのかわかりません。

実際に医師が読んで、子供が喜んだ絵本を5冊厳選して紹介したいと思います。


 

おおすすめの絵本   5選

 

 

  •   11ぴきのねこシリーズ 【 評価:[star5] 】
  •   ジャックと豆の木 【 評価:[star45] 】
  •   おおかみと七ひきのこやぎ 【 評価:[star45] 】
  •   おしいれのぼうけん 【 評価: [star4] 】
  •   くじらさんのーたーめなら えんやこーら 【 評価: [star4] 】

 

実際に読んで子供が喜んだ、気に入っている本を厳選しています。

     11 ぴきのねこシリーズ 【評価: [star5] 】

11ぴきのねこが様々な冒険に出かけたり、動物に出会うおはなしシリーズ、全6冊あります。宇宙人の猫や怪獣・恐竜に出会ったり巨大な魚を捕まえに行ったりと子供もワクワクするようなお話になっています。素直なねこではなく、欲をかいて痛い目にあったりしています。

ねこが大きい魚を捕まえにいく時のねんねこさっしゃれの歌を気に入ったり、他にもアホウドリを1わ、2わ、3わとだんだんと数えていくにつれ鳥が大きくなっていくところなど、毎回子供が喜んでくれるシーンが盛り込まれています。

 

 

         ジャックと豆の木 【 評価:[star45]】

ジャックと豆の木です。昔から有名な童話を、イギリス人作家ジョン・シェリーが面白く、素敵な絵本に仕上げています。

話の内容は昔からある童話そのものですが、まず何より絵が素敵です。他の本ではアニメのようになったりしていますが、この本の絵はページ全体に余すことなく丁寧に書かれており、鬼もどこかユーモラスに描かれています。躍動感ある最後の追いかけっこは、子供もうれしそうにしています。

何度も読んでとせがまれる本、間違いないです。 

 

 

   おおかみと七ひきのこやぎ 【 評価:[star45]】

有名なお話を、スイスの絵本作家・ホフマンが魅力的な絵で表現しています。絵柄などアニメ調になってしまう日本人にはない表現です。小さいうちにこういった文化に触れておくことも大事でしょう。

 私の子供はおおかみが家の中に入ろうとする時のやりとりを喜んでいます。最後の部分のおおかみが”死んだ、死んだ”と大喜びするところは個人的にはどうかと思ってとばして読んでしまうこともありますが、おおかみが悪いやつで、最終的にやっつけるという勧善懲悪のストーリーには子供は満足しています。

 

 

    おしいれのぼうけん 【評価: [star4]】

こちらは1974年に刊行された絵本です。私も小さい頃に読んだ記憶があります。さくら保育園でお昼寝前に、ミニカーのとりっこでけんかをした二人の男の子が、先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。気がづいたら地下の世界に住む恐ろしいねずみばあさんから追いかけられるようになり、どうやって逃げ切れるかを描いたお話です。

 ねずみがいろんな場所で、二人を追いかけてくるシーンは非常にスリリングです。読み終えた時の安堵感はかなりのものです。子供も、読んでいる大人も満足する、大きくなっても記憶に残る絵本では無いでしょうか。

 

 

   くじらさんのーたーめなら えんやこーら 【評価: [star4]】

くじらが、一度はやってみたかった海へのダイブ。あざらし、ホッキョクグマ、ペンギンみんなが協力してくれます。ダイナミックな絵とユーモラスな文章、くじらさんのーたーめなら・・・が絶妙にマッチしており、くじらがダイブするまでを盛り上げてくれます。

 子供はやはりリズミカルな文章が好きですね、うちの子供もこの掛け声が気に入っています。読み終えてももう1回とせがんてくる絵本です。読んでいて楽しいみたいです。

 

 


 

  •   11ぴきのねこシリーズ 【 評価:[star5] 】
  •   ジャックと豆の木 【 評価: [star45] 】
  •   おおかみと七ひきのこやぎ 【 評価: [star45] 】
  •   おしいれのぼうけん 【 評価: [star4] 】
  •   くじらさんのーたーめなら えんやこーら 【 評価:[star4] 】

 

素晴らしい絵本はまだまだありますが、今回は厳選した5冊を紹介しました。まずはお子さんに是非絵本の読み聞かせをしてあげてください。

親子のコミュニケーションになります。最後に読み聞かせのポイントをいくつか紹介したいと思います。

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”80″ fontweight=”” bgcolor=”#3F51B5″ color=”#fff” margin=”0 0 0 -6px”]ココがポイント[/st-minihukidashi]

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  • アドリブを入れない
  • 親から質問をして、話を中断しない
  • 声の抑揚を合わせて、絵本の世界を伝える
  • 感想は聞かない
  • 親子で楽しむ

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子供にとっては親が読んでくれる絵本は何よりもエンターテイメントな訳です。寝る前しか時間がないかもしれませんが、その唯一の時間をきっと楽しみにしているはず。毎日読むのは苦痛かもしれませんが、15分スマホを我慢すれば、作れる時間です。

是非積極的に、ご両親から絵本の読み聞かせをしてあげてください。

それでは、素敵な1日を。

 

 

 

 

 

 

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