ビタミンシリーズも、A、Eと続き、ビタミンDになります。
ビタミンDは骨粗しょう症の薬として実際に処方されていますです。
整形外科で処方されている薬とサプリメントで摂取する場合もどちらも同じビタミンDです。
女性は骨粗しょう症は避けられませんから、整形外科で診断される前にぜひ、予防的にサプリメントとしてビタミンDを摂取してください。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
〈目次〉
[/st-mybox]
ビタミンDとは
ビタミンDは脂溶性ビタミンであり、植物、とくにキノコに多いビタミンD2(エルゴカルシフェロール)と魚肉に多いビタミンD3(コレカルシフェロール)にわかれます。
皮膚に存在する7-デヒドロコレステロールは紫外線にあたると、プレビタミンD3(プレカルシフェロール)となり、体温による熱異性化によってビタミンD3が生成されます。
また、サプリメントから得られたビタミンDは生物学的に不活性のため、活性化するには体内で水酸化を2回受けます。
1回目の水酸化は肝臓内で受け、これによりビタミンDは、25-ヒドロキシビタミンD(25(OH)D)(別名カルシジオール)に変換され、2回目は腎臓内で水酸化され、これにより生理学的に活性のある1.25-ジヒドロキシビタミンD(1,25(OH)2D)(別名カルシトリオール)に変換されるわけです。
ビタミンDの働き
ビタミンDは肝臓と腎臓を経て活性型ビタミンDに変換され、主に体内の機能性たんぱく質の働きを活性化させ、筋肉の合成を促します。ほかには、小腸でのカルシウム吸収を促進させ、骨を成長させ、強く保つ作用があります。
トレーニーには必須のビタミンですね。
ビタミンDが欠乏すると、腸管からのカルシウム吸収が低下し、さらに腎臓でのカルシウム再吸収も低下することでカルシウムが不足して低カルシウム血症となります。
小児ではくる病、成人では骨がもろくなる、骨軟化症を発症します。
ビタミンンDは脂溶性ビタミンのため過剰摂取もまた問題になります。
ビタミンDをとりすぎると、高カルシウム血症となり食欲不振、嘔吐、腎機能障害などの症状が出現するといわれています。
ビタミンDによる高齢者の骨折予防をアウトカムとした介入試験はありませんが、海外では多くの大規模臨床試験が行われており、1 日10 μg 程度では無効だが、17.5 μg 以上では大腿骨近位部骨折を抑制するといわれています。
ビタミンDはどれくらい摂取すればよいの?
日本人の食事摂取基準(2015年版)では1日の摂取の目安量が、18歳以上の男女ともに5.5㎍/日(200IU)といわれています。
全米では成人(19 歳以上)に対して推奨量を15 μg/日(600IU)(70 歳以上では20 μg/日(800IU))としています。
ビタミンDの過剰摂取による健康障害をきたす上限量は 100μg/日(4000IU)とされています。
サプリメントや処方薬を大量に飲み続けない限りは上限量に達することはないと思われます。
ビタミンDを摂取する方法とは
ビタミンDを摂取するには、日光暴露も大事といわれています。
沖縄と北海道の日光暴露を比較したデータでは、北海道の日光暴露ではビタミンDを生成するのに十分な量とはいえない結果でした。
ビタミンDを多く含む食品は、ビタミンD2では、きくらげ、本しめじ、しいたけなどのきのこ類に、ビタミンD3では、あんこう、いわし、にしん、さけなどの魚介類に豊富に含まれています。また、鶏肉、ナッツ類、大豆製品などたんぱく質を多く含有す食品に、ビタミンDが豊富ともいわれています。
ビタミンDでやせる? インフルエンザにもかかりにくい?
ビタミンDが足りないと「レプチン」というホルモンの働きが阻害されます。
レプチンとは、脂肪細胞から分泌され、満福中枢を刺激し食欲を抑えたり、脂肪細胞の分解を促進する作用があります。
つまりビタミンDが不足すると、レプチンが少なくなり、食欲増進、脂肪がつきやすい体質になるわけです。
日照時間の短い冬に日光にあたらなくなると、食欲が増えたり、脂肪がつきやすくなるのはビタミンDとレプチンの関係もあります。
2009年に慈恵医科大学の167人を対象とした無作為2重盲目試験の結果では、1日に1200IUのビタミンDを摂取することで、季節性インフルエンザA型への罹患率が42%も低くなったと報告されています。(1)
機序はビタミンDが気道粘膜に作用して、「ディエンシン」というタンパクを分泌させ、インフルエンザウイルスの気道粘膜への感染を防ぐためといわれています。
また、1000-2000IUのビタミンDを摂取すると大腸癌、前立腺癌のリスクが50%、また乳癌のリスクが30%減少したという報告もあります。
【引用文献】
- Urashima M et al. Am, J Clin Nutr. 2010 May;91(5):1255-60. :Randomized trial of vitamin D supplementation to prevent seasonal influenza A in schoolchildren
実際にとるべきサプリメントは?
ビタミンDは食事や日光をあびることで必要最低限の量を摂取することはできます。
トレーニングをする人にとって、最低限のビタミンD摂取ではタンパク合成にとって不十分です。
我々のビタミンDの通常摂取量が200-300IUということを考えると、ウイルスを予防するために必要な1日1200IUに全く足りてはないのです。
そんな時はサプリメントです。
※こちらでマルチビタミンサプリメントを比較しています。※
これを参考にする限り、飲むべきサプリメントはこちらです。
Nature’s Way, Alive
こちらのサプリメントのビタミンDの含有量は1粒1000IUと非常に優秀です。
1日1200IUのビタミンD摂取でインフルエンザウイルス罹患率が40%低下するということは、ほかの各種ウイルスに関しても同じ事がいえるでしょう。
ウイルス感染を注意する、こんな時代だからこそ、Nature’sQay のマルチビタミンサプリメントを強くおすすめします!
[st-label label=”おすすめ” bgcolor=”#FBC02D” color=”#FFFFFF”]
[/st-label] iHerbコード: CZS9956
購入の際にこのコードを入力すると全品5%オフです。ぜひご利用ください。
ビタミンDをとって予防をしよう
[st-point fontsize=”” fontweight=”bold” bordercolor=””] 日光を浴びて、サプリメントでウイルス感染を予防しよう [/st-point]
女性の場合は骨粗しょう症は避けられない病気です。
トレーニーも、バルクアップに必要なビタミンとなります。
ビタミンの量を確認して、適度に摂取してください
それではよい1日を
ほかのビタミンについての記事になります。一緒に参考にしてください。
コメント